古野 優佳

古野 優佳
所属:セルフサポート事業課
入社年:2020年
勤務地:鹿児島

私なりの「答え」

婚約を機に福岡から鹿児島へ引越して来たことが、千広へ入社した大きなきっかけです。
ふぁみさぽここへ入社する前は幼稚園教諭として働いており、その中で発達にお困りのあるお子さまの対応をすることも経験しました。しかし、どのように対応して良いのか分からず、日々悩み、いつか療育について学びたいと考えていました。
鹿児島に来てからは右も左も分からない状態でしたが、求職中にふぁみさぽここのことを知り、ホームページを見たりして千広のことを調べていくにつれて、私の探していたものは「ここ」なのかな?と思い、その居場所を求めて療育の場へと進みました。
 
入社前に見学した際にスタッフが「療育」って「丁寧な保育」だと話くださいました。それってみんな誰しもに当てはることで、個々を見つめて丁寧な言葉をかけてあげることは、発達障害だからやるのではなく、みんなに当たり前にしてあげられることなんだとわかり、療育に対して不安だった部分が全部解けた感覚がありました。
見学とお話を経て、療育の世界に飛び込んでも、新しい発見ができるんじゃないかなと前向きに感じることができました。
入社当初は不安もありましたが現場でたくさん経験をすることで自信へと繋がりました。利用される方の成長感じることで、不安から楽しさへと変わったんです
 
以前働いていた幼稚園だと、「クラス単位」で接することが前提で、集団生活が主になっていたので、お子さまひとりずつに合わせた対応がなかなかできませんでした。「本当はこの子にはこういうやり方が合ってるけど、クラス全体を見ないといけない」と思うと声かけの内容の選択肢も変わってしまい、一人ひとりのことを考えた教育が常にできるわけではないことに難しさを感じていました。
千広で働き始めてから、療育の現場でお子さまが苦手としていることや、ご家族さまが「こんなことができるようになって欲しい」と思っていることが「できた!」と喜びとなったり、笑顔が見られた時にとてもやりがいを感じています。自分たちが考えた療育で「楽しい」や「またやりたい」との声が聞かれると、自分でも力になれるんだと感じ、嬉しく思っています。
「出来ないだろう」と考えるのではなく、「これならどうかな」とたくさんの引き出しが持てるように様々なことに挑戦し、知識を身につけていきたいです。

思いを受け止めてくれる

千広は、やってみたいことに挑戦する機会を与えてくれます。こうしたいなという思いを言葉にして伝えると、職場、会社全体で実現しようとしてくれます。ご利用者さまの思いだけでなく、スタッフの思いにも応えてくれる会社です。スタッフひとりひとりに対しては、仕事とプライベートの両立できる、充実した日々を送れる職場環境を提供してくれる会社です。
千広は熊本が本拠地なので、熊本の話を聞くと「他のスタッフの方はどんな風にしているんだろう?」と気になりますが、管理者やマネージャーと会社の話をしてくれたり、課長が鹿児島まで足を運んでくれているので、疎外感を感じことはありません。いつかみんなで情報共有できる場ができれば楽しいのかなと思います。
今後、管理者という役職への話をいただいており、入社当初からマネージャーなどに指導してもらったり、仕事のサポートをしてもらっていたので、逆に自分が支えていけるような、「楽しいね」、「嬉しいね」が共有できる職場にしていきたいと思っています。
お子さまが「ここにきたい!」と感じて、ご家族さまも「ここに通わせたい!」と思っていただけるような職場づくりをしていきたいです。