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第12号 『ここ』の想いが届きますように!

第10事業所目「相談支援事業所COCO」開所

放課後等デイサービス事業「ふぁみさぽここ」、児童発達支援「ここぷらす」を八王寺・出仲間・帯山・日赤通り・水前寺の5拠点で展開中のセルフサポート事業課ですが、ついに第10事業所目として「相談支援事業所」を令和2年8月1日に開所する事が出来ました。

その名も『相談支援事業所COCO』(そうだんしえんじぎょうしょここ)。

『ここ』とは
  ここ とは 
  「個々」 一人ひとりに合わせて
  ここ とは 
  「ココ」 はじまり・居場所・よりどころ
  ここ とは 
  「ここ」 心が大事
思いやりの心がいつかきっと形となり、あなたの力となりますように見守っています。
(ふぁみさぽここ・ここぷらす理念より)

ご自身のお子様に育てにくさを感じた時、お子様の成長に不安を感じた時、周りの子との違いに戸惑いを感じた時、そんなときに気軽に相談できる場所がある事、また、そういった思いを抱えた方が福祉サービスを利用する際に一番最初の入口から寄り添い、そっと背中を押す。そんな存在になれることを願っています。
これまで「児童発達支援」、「放課後等デイサービス」を展開する中で、そんな存在の地域の相談支援事業所さんに大変お世話になってきました。その重要性を日々感じる中で、いつか『そういう存在』の仲間になりたいと思っていた願いがやっと形になりました。
8月7日には相談支援事業所に於いて、セルフサポート事業課各事業所の管理者と課長・課長代理、そして社長にご参加いただき開所式を行いました。

相談支援所開所式の様子

11事業所目も開所!

そして、相談支援事業所COCOと同日の令和2年8月1日に、なんと11事業所目が開所しました。

電車と桜島の風景
向こうに見える桜島
西郷さんの顔はめパネル
途中のサービスエリアで見かけた西郷さん
灰置き場の看板
事業所の近くにはこんな物も

なんと!
鹿・児・島!!

女性スタッフと事業所看板

ことのきっかけは、鹿児島出身社員の妊娠・出産、そしてご主人の鹿児島転勤に伴い、熊本で仕事を続けることが難しくなった際の「千広を辞めたくない!」という言葉からでした。
その言葉が本当に嬉しくて、それからは課の夢として鹿児島進出の計画をはじめました。
その夢を叶えるために、一番最初に乗り越えなくてはいけない『社長』へのプレゼン。
きっとこの想いを受け止めてもらえると思いつつも、どうしても叶えたい課の夢をドキドキ(お腹が痛くなりながら・・)しながら、チャンスを見定めて用意周到でお話ししました。

そしてお話を聞いてくださった社長からは、「イイね~、嬉しいね~」の言葉。
彼女のこれまでの頑張り、可能性を見ていてくださっていたこともあり、今回の提案も『彼女が管理者なら』と後押しして頂き、鹿児島での事業所開所が決まりました。

千広には『全てに対して誠実な経営を行い お客様の満足を追求し 全社員の幸福を追求すると共に 地域社会の発展に貢献します』との理念があります。会社が社員の夢を叶える事で、社員の幸福を追求している…という事を実際に感じられた出来事でした。

第11事業所目「ふぁみさぽここ鹿児島南」開所

そして、8月3日開所式。
この日は社長、ホームヘルスケア課課長、そして熊本の各事業所の管理者、課長・課長代理、鹿児島のオープニングスタッフと管理者含め5名の計15名。コロナ感染拡大に十分留意し、新事業所にて鹿児島事業所第1号「ふぁみさぽここ鹿児島南」の開所式を執り行いました。

新事業所テープカットの様子
熊本での第1号店ふぁみさぽここ(八王寺)でも行ったテープカット

社長からのご挨拶では、セルフサポート事業課立ち上げの際に関わって頂いた社長室 室長の堀田のお手紙を代読して頂きました。

社長挨拶の様子

千広と言えば、ホームヘルスケア課が最初に立ち上がった事業課。
この課がなければ今のセルフサポート事業課はありません。

課長挨拶の様子
ホームヘルスケア課 三好課長挨拶

この日、社長からは時計の記念品が贈られました。
これから千広で、どんな時も同じ『時』を刻んでいきます。

社長より記念品贈呈の様子
記念品を持つ社長

なんと、鹿児島職員からも手作りケーキのお返しが!

職員手作りケーキ
鹿児島職員手作りケーキ
ケーキを試食する職員

私たちの想い

コロナ感染拡大の第2波を受けて全国的に先の見えない毎日を送る中で、感染の恐怖に加え、子どもたちにとっての「当たり前の日々」が当たり前でなくなり、私たちが経験したことのない日々を送っています。
特に、子どもたちの日々は計り知れないものがあります。

私たちセルフサポート事業課がこの千広で培った『療育』。
それは、個々を見つめ・寄り添う、オーダーメイドの子育て支援。
これは、『千』の人たちに『広』くに届けたい私たちの想いです。
熊本では、コロナに加えて豪雨災害もありました。
同じ熊本に住む私たちは、自らの日々を見つめながら、自分達には何が出来るのか・・・
しっかり考え行動をして行きたいと思います。
千広のセルフサポート事業課は、2015年に八王寺にて「放課後等デイサービス」の第一号「ふぁみさぽここ」が職員数8名でスタートし、今年で5年目。現在は事業課職員が70名を超えました。
おかげさまで、ご利用をして頂いている皆様、地域の関係機関の皆様、そして会社の皆様に支えられ・育まれ、のびのびと勢いをもって歩いています。
このような状況であるからこそ、育てて頂いたことに感謝し、歩みを止めない事に誇りをもって進み続けます。

鹿児島事業所開所式記念写真
鹿児島開所式記念写真