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第28号 みらいサポート課 研修報告

こんにちは!
みらいサポート課では定期的な研修と合わせて、その時々で必要な研修を計画し、必要な職員に受けて頂いております。
今回は、各事業所の管理者以上が対象です。
ご利用者様の将来の支援の在り方を知ることで、現在の支援がどこに繋がっているのかの理解を深める事。
大人の発達障害のある方の働く場でのかかわり方を学び、管理者として共に働く仲間の多様性を認め、働きやすい環境を作ることの必要性を理解できる事。
以上2点を目的に、今回は下記研修を管理者研修の一環として企画しました。

みらいサポート研修で講師の方がお話ししている様子
みらいサポート研修で講師の方がお話ししている様子

研 修:『発達障がいのある方の雇用支援について』
期 日:令和5年8月1日
参加者:管理者以上16名

講師は、熊本障がい者ワーク・ライフサポートセンター(以下なかぽつセンター)「縁」就業支援ワーカーの里様。
内容は、なかぽつセンターの役割、発達障がいについて、発達障がいのある方の就職活動における課題、支援のポイント、二次障害について、合理的配慮について、障害について、発達障害を通して、障害があっても無くても誰もが働きやすい職場についてお話ししていただきました。

みらいサポート課研修中の様子

研修の中では支援を受けることを受容できる関係性や、相手の得意不得意を知る事。
また、簡潔なルールのもと、組織の一員として職場の役に立つことが出来る事が達成感、自己肯定感に繋がり、お互いが相手を受け入れる関係性の構築が出来るのだと感じました。

これらの事を学び、
私たちが支援をさせて頂いているお子様たちの将来像をイメージし、大人になったときにどのような支援があるのかを知ることや、そこに向けて自分たちは今、どのような支援を行う必要があるのかを、考えると共に今後の療育に活かして行きたいと思いました。
私たちはお子様たちを支援させて頂く中で、発達障害のあるお子様たちへの支援は、丁寧な子育て支援であり、すべての子どもたちに必要であると感じています。
同様に、障害の有無に関わらず、各事業所の職員についても多面的に見る事の必要性、信頼関係を構築し、一人の大人として常に尊重されるべき存在として接する事。またお互いが尊重しあえる職場作りが必要である事を学びました。