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第18号 2021年 私たちの節分(withコロナ) ~セルフサポート事業課ここぷらす 児童発達支援事業の取組~


鬼に扮したスタッフ

『鬼は~外!福は~内!!』
2月の行事と言えば、豆まきでおなじみの「節分」。
今年の節分は、2月3日ではなく、124年ぶりに2月2日でした。

現在は、12月31日が大晦日で1月1日が新年の始まりですが、その昔では立春が新年の始まりだった為、立春の前日である節分が大晦日でした。1年を締めくくる節分は、その年でも特に重要であり、新年に向け厄や災難をお祓いする行事が豆まきの由来になったと言われております。

さて、セルフサポート事業課の児童発達支援(就学前児童利用)「ここぷらす」の4事業所(帯山、八王寺、出仲間、日赤通り)でも、1年の厄や、災難を追い払う、『豆まき』を開催しました。

お客様手作りの鬼のお面

造形活動では、季節を感じる行事に参加し、豊かな心を育てる事や、活動(あそび)を通し他者との関りを学ぶ事、手先を使う事により、身体の発達、ことばの発達の促しを行う事を目的に、今回は節分の鬼のお面の制作をしました。

利用者の方ひとりひとりの発達に応じて、取り組み内容の配慮をし、鬼の顔をハサミを使って切ることや、目やほっぺのシールを印に貼ること。髪の毛は毛糸で思い思いに貼ると、鬼のお面の完成!!怖いというよりも、可愛いらしい鬼さんが出来上がりました☆

さあ、そのお面をつけて、豆まきの開始!!

ここぷらすの赤鬼、青鬼に泣き出してしまう利用者の方もいらっしゃいましたが、鬼にも負けず豆に見立てたカラーボールを投げながら、「鬼は~外!!福は~内!!」と本気で立ち向かいながらボールを何度も何度も鬼に投げ、無事に鬼を払う事が出来ました。その後は福の神の登場。お陰様で、ここぷらすにも無事に福の神を招く事が出来ました。

鬼や福の神になりきっていたのは、職員です。段ボールで鬼の顔を作り、マスクを着けてお面をかぶりました。また、カラーポリ袋で鬼のパンツを作りました。豆ではなく、カラーボールが飛んできたので、利用者の方が力強くボールを投げた時には少し痛い時もあったようです。職員も利用者の方の為に一丸となり、利用者の方と楽しい時間を共有することで、素敵な豆まきイベントとなりました。

協力して鬼退治をするお客様
福の神に扮したスタッフ

今年の節分はコロナ禍の最中。厄や災難のお祓いをし、新たな素敵な一年になるよう期待を込めて豆まきを終えました。まだまだコロナ感染の恐怖は付きまといますが、感染症対策を万全にし、私たち職員はご利用者様のため、働く仲間、そして自らの幸福の追求のため、これからも「感染拡大が怖いから出来ない」ではなく「どうすれば出来るのか」を真剣に考え、元気一杯!営業を行っていきます。
『鬼は~外!!福は~内!!!』
利用者の方、職員そしてこの記事を読んで下さっている皆様にも、沢山の福が訪れます様、心から願っております。