第79号 医療と福祉の連携に向けた取り組み
福祉用具専門相談員の病院派遣
こんにちは。
福祉用具貸与事業所 千広では、地域の医療機関と連携し、福祉用具専門相談員を病院へ派遣する取り組みを行っています。
なぜ、病院に福祉用具専門相談員を?
病院での入院生活から、住み慣れた地域・ご自宅へ戻る際、「どのような福祉用具が必要なのか」「住まいは安全か」「退院後の生活はどうなるか」など、患者様やご家族が不安を抱えることが少なくありません。
そこで、私たち千広では、
① 最新の福祉用具のご紹介
② 住宅改修の実例ご紹介
③ 福祉・介護に関する業界動向の共有
といった情報提供を行いながら、医療スタッフの皆様と共に、患者様の在宅復帰を支援しています。
「地域で暮らし続ける」ためのサポートを
この取り組みの背景には、「退院後も、住み慣れた場所で自分らしく暮らし続けていただきたい」という私たちの想いがあります。
適切な福祉用具や住環境の整備は、安心した生活を支える大切な要素です。さらに、そうした環境があることで、外出や交流の機会が広がり、高齢者の孤立感を軽減し、社会参加を後押しすることにもつながると考えています。
地域とともに『らしさ』を支える存在として
福祉用具は、単なる道具ではなく、「その人らしい生活」を支えるパートナーです。
これからも私たち千広は、医療と福祉の橋渡し役として、地域の皆さまの暮らしに寄り添う存在であり続けたいと考えています。
今後も、こうした取り組みを継続し、より多くの方に福祉用具や在宅生活支援の重要性を知っていただけるよう努めてまいります。
